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中国版「紅白歌合戦」でブラックフェイス(黒塗りメイク)の演出。人種差別的な表現だとTwitterで批判

中国の新年を祝う国民的な人気番組で、肌を黒く塗る「ブラックフェイス」という演出があった。このブラックフェイスは人種差別の一種だとされていて、Twitterでは「歴史的な重みをわかっていない」など一部で批判的な声が上がっている。

問題となった「節日」のうちの「アフリカ歌舞」(春節晩会の番組公式ウェイボーより)

■実は2度目だった

問題が指摘されたのは中国国営・CCTVが2月11日夜に放送した「春節聯歓晩会」。毎年春節の前夜に放送され、日本の紅白歌合戦に例えられることも多い国民的な番組だ。

春節晩会では歌やコントなどが代わる代わる披露されるが、物議を醸したのは歌とダンスを掛け合わせた「節日」という演目だ。

アフリカ、エジプト、スペインとアルゼンチン、ロシア、そして最後に中国をイメージしたダンスが順に披露されたが、最初の「アフリカ歌舞」では顔を土色に塗るメイクをしたダンサーが踊ったり、楽器を演奏したりしている。

 

これに対しアメリカのワシントン・ポストは「アフリカを描写するセグメントに再びブラックフェイスが登場した」とする記事を掲載。「中国人俳優が民族衣装を着て登場、そのうちの何人かは肌を黒く見せるメイクをしていた」とした。

そして過去にも同様の騒動があったことに触れ、「黒塗りメイクは中国では長い歴史があり、長い間、否定的な意味合いを持たないものとみられている」と紹介した。

この過去の騒動とは2018年の同じ番組でのことだ。BBCによると、この時は中国人俳優が顔を黒く塗った女性に扮し、お尻を大きく見せるような衣装を見にまとうなどしていた。この時も海外メディアから批判されたが、中国の当時の報道官は「中国とアフリカの関係を乱そうとしても徒労に終わるだけだ」と応戦していた。

Twitterでは批判的な投稿もある。中国とアフリカの情報を発信する「チャイナ・アフリカ・プロジェクト」は「彼らはまたやった。2度目だ。ブラックフェイスの歴史的な重みと、これがどれだけ不愉快なことかを理解していないようだ」と非難した。その上で、「中国のアフリカに対するソフト・パワーを自ら傷つけ、世界中のソーシャルメディアで反響を呼ぶことは間違いない」と指摘した。

ブラックフェイスをめぐっては、日本でも2017年の大晦日に放送されたバラエティ番組で、タレントが黒人俳優のエディ・マーフィさんに扮する中で顔を黒塗りにする演出があった。

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