
大坂なおみ選手が優しい選手だと、蝶にはわかっていたのだろうか。
2月12日に開催された全豪オープンの3回戦で、体に止まった蝶を大坂なおみ選手が救助した。
大坂選手はこの試合でチュニジアのオンス・ジャバー選手と熱戦を繰り広げていたが、観客席からの「ナオミ、足に蝶が止まっているよ!」という声に驚いたように足を止めた。
大坂選手が手を伸ばすと、足に止まっていた蝶は離れたがすぐ戻ってきた。すると大坂選手は蝶を手に乗せて、コートの外にある箱に運んだ。
Even the butterflies in Australia love @naomiosaka 🦋😂#AusOpen | #AO2021pic.twitter.com/DyJ7jLYYgh
— #AusOpen (@AustralianOpen) February 12, 2021
全豪オープンのツイート:オーストラリアの蝶でさえ、大坂なおみ選手が好き🦋😂
.@naomiosaka had a visitor 🦋#AusOpenpic.twitter.com/ssR4nahvve
— ESPN (@espn) February 12, 2021
しかし蝶は大坂選手から離れるのを拒否するように、再び戻ってきて今度は大坂選手の顔に着地。
それでも大坂選手は嫌がるそぶりも見せずに、顔に止まった蝶を手で優しくつかんで元に戻した。
大坂選手の優しい行為を、会場にいた観客たちは大きな拍手で歓迎している。



今回の全豪オープンの試合では、イタリアのヤニック・シナー選手もコートに止まった虫を救出して話題になっている。
試合は6-3、6-2のストレートで大坂選手が勝利した。
【訂正 2021/2/13 16:10】本文中で一部、大坂なおみ選手の名前の漢字に誤りがあったため、訂正しました。