【分析】オフィスエリアの人出は4割減、ニッセイ基礎研(市場分析レポート・ディレクトリ)

日経不動産マーケット情報

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って経済が落ち込んでいる。その主たる原因は社会的隔離政策によって「ヒトの流れ」が止まったことだ。一方、2007年ごろの世界金融危機の際の経済的な落ち込みは、金融バブルの崩壊によって「カネの流れ」が止まったことに起因していた。今回は多くの人が外出を自粛して「自宅にこもる」ことになり、ここへ来て自宅近くの生活エリアでは人出が回復してきたが、オフィスエリアの人出は依然として4割減と、在宅勤務を継続する企業が少なくないことが示唆されている。感染拡大と隔離政策の不動産市場への影響は、ホテル>商業施設>オフィス>賃貸住宅>物流施設の順に顕在化している。