【リベンジ】ロケットニュース24の記者が「すべったけどもう1度読んで欲しい記事」13連発

【リベンジ】ロケットニュース24の記者が「すべったけどもう1度読んで欲しい記事」13連発 150 150 VSTL

ロケットニュース24でライター業を始めてかれこれ6年、それまで私(P.K.サンジュン)は知らなかったのだが、この世界には「伸びる」という業界用語がある。簡単に説明するとメチャメチャ多くの人に読まれた記事が「伸びた記事」で、逆にほぼ読まれなかった記事が「伸びなかった記事」だ。

全てに当てはまるかどうかはさておき、ライターたる者、常に「この記事は伸びそう」とある程度の確信を持って記事を執筆するもの。中には内心「これは爆伸びやろ……!」と自信満々で公開するネタもあるが、意に反してツルッツルにすべり倒すものを少なからずある。というか、結構ある。

そこで今回はリベンジの意を込めて、ロケットニュース24の記者が「すべったけどもう1度読んで欲しい記事13連発」をお届けしたい。読者のみなさん、ワンモアチャンス。これで読まれなかったら、僕たち、私たち、もう諦めます──。

・勝負したネタがズラリ

全員がそうかはわからないが、ライター歴が長くなってくるとある程度の “すべり耐性” が付いてくるハズ。全ての記事に数字が付いてくるシビアなインターネット業界で、いちいちすべった記事を気にしていたら心が持たないからだ。

それでも公開後「マジかよ……!」と密かに傷つくことだってある。特に「これは伸びる(確信)」と思い付き、さらに時間や手間をかけた記事がすべり倒したときのショックは計り知れない。以下で紹介する記事の多くは「ライターたちが自信満々で勝負したネタ」だと思っていただいていいハズだ。

・P.K.サンジュンがもう1度読んで欲しい記事

【ガチ】深キョンにもう1度会ってきた → 今度は「深キョンの好きなタイプ」になって落とす作戦

がっつり体を張ったのに、ツンツルテンにすべったこの記事は「2019年度もっとも心に傷を負った記事」でもある。生深キョンが出てきたのにこの数字とは……恭子にも申し訳なさでいっぱいだ。というか、深キョンだぞ? リアル女神様だぞ? どうした、みんな?

公開前、実はこの前の記事が爆伸びしていたので「今回もイケるやろ!」という確信があった。……のだが、フタを開けてみれば大爆死もイイところ。私のため……いや、俺と恭子の “NEXTステージ” のためにもぜひもう1度チャンスをいただきたい。

・佐藤英典がもう1度読んで欲しい記事

【iPhone11行列】勝手に写真を撮られるので、先回りしてさりげなく「ピースサイン」し続けてみた!

すべったとかすべらないとか、そんな生易しい表現では済まされないような記事。iPhone11行列で、無駄に写真を撮る人を迎え撃つために、先回りしてピースし続けるという暴挙に出てしまった。

なぜこんなことを思いついたのか、自分でも不思議でたまらない。理由がわかる人がいるなら教えてほしい。あの日の自分に会うことができたら、私は私をぶん殴る。

・中澤星児がもう1度読んで欲しい記事

【突撃】LINEとZホールディングスの合同記者会見にベジータになって行ってみた!

LINEとヤフーの親会社Zホールディングスの経営統合が朝から話題となっていた日。当日に送られてきた記者会見の連絡を見て、私(中澤)は街中を走り回った。ベジータの衣装が即買える店を探すためである。

しかし、意外とベジータが売ってない。中野のまんだらけで発見した時は嬉しさのあまりチビりそうになった。そして、ドンキで購入した適当なカツラをカット、木工用ボンドで髪の毛を固めベジータになった頃には出発時間ギリギリ。いざ、記者会見に乗り込んだ。

記者会見では数百人と集まったメディアはもちろん全員スーツ。フザけた恰好は私だけ。その緊張感の中、無事撮影ができたことにやりきった満足感を覚えていたのだが……フタを開けてみるとだだスベリ。この場を借りて供養したい。

・砂小間正貫がもう1度読んで欲しい記事

【山口】人里離れた山奥で「謎の宇宙ステーション」を発見 / 高校時代に目撃したUFOの真相を探る

テーマが「UFO」なだけに、ほとんどの方がスルーした “未確認記事” がこちら。高校時代、学校帰りにUFOを目撃したのはマジのマジ。山口県にガチの「宇宙ステーション」は……ないが、山奥に謎のUFO遊具が並ぶ光景は一見の価値アリと断言できる。

で、この記事がズルズルに滑ったにも関わらず、その後、福岡編茨城編の記事も執筆。どちらの記事も「あれ、公開されてないのかな?」ってレベルで読まれなかったので、とりあえず現在「UFO調査記事」は自粛中だ。でも、高校時代に目撃したのはマジなんだよ。信じてくれよ。

・グレート室町がもう1度読んで欲しい記事

【素朴な疑問】元日本ハム・セギノールの身長は本当に1年で7cmも伸びたのか / 選手名鑑の出版社にも聞いてみた

かつてプロ野球の日本ハムなどでプレーしたセギノール選手の身長が、1年で7cmも伸びたのではないかという疑惑を追った記事。なぜそんな疑惑が生まれたかというと、2006年版の選手名鑑で194cmと記載されていた身長が、なぜか翌年の選手名鑑では201cmになっていたからだ。

「こんなん気付いてるの地球上で俺だけやろ!」と自信満々で記事を発射したものの、残念ながら反響は皆無だった。面白いと思ったんだけどなぁ……。いつかセギノール氏に本当の身長が何cmなのか聞いてみたい。

・原田たかしがもう1度読んで欲しい記事

【禊】あの日以来、私は社内で無視されています…あるいは上司の物忘れに救われた話

記事執筆にかけた時間と精神的苦痛を考えると、もっと多くの人に読んでほしかったと思わずにはいられない1本。新年早々やってしまった大失敗は、今も思い出すだけで苦しくなる。安らかに眠るため、もう一度だけ陽のあたるチャンスを……。

・あひるねこがもう1度読んで欲しい記事

【困惑】「佐藤さんは “すずき” になりたいか?」という世界一くだらない調査結果が発表される → 日本を代表する佐藤さんに聞いてみた結果…

おうおう! どういうこっちゃ!! せっかく世界の佐藤こと我らが佐藤パイセンにご登場いただいたってのに、すべり倒しとるやないか! これじゃパイセンがすべったみたいになっとるやないか!! いい加減にしろ!

「佐藤」がメインテーマの記事に佐藤パイセンが出るとなれば 少なく見積もっても日本の人口の半分、つまり約6000万PVは軽く到達していないとおかしい。よってこれは、システムのバグと考えるのが妥当であろう。すでに読んだという人も、あと3万回は熟読してほしい。

・ショーンがもう1度読んで欲しい記事

「ウンコを食べるか否か決めてくれ」と主人公に迫られるNetflix『You vs. Wild』がゲーム感覚でオモロい! 視聴者が主人公の行動を決めることで展開が変わる作品

タイトルは「ウンコ」じゃなくて「ウンチ」にしておけばもう少し伸びたのかな? それとも伏字で「ウ◯コ」だろうか。いや「◯ンコ」が正解だったのかもしれない……と、かなり大マジメに事後分析をしたが未だに敗因がわからない。ウンコでスベるとか地獄すぎ。

いずれにせよ、この記事で盛大にスベッたことから海外ドラマのレビュー記事は私にとって長らく鬼門だったが、最近になってようやく吹っ切れてきた。やはり過去の汚点はさっさと水に流すに限る。(でも読んでくれたら嬉しい)

・亀沢郁奈がもう1度読んでほしい記事

【決シテ “ビヂネス右翼” デハ御座居マセン!】北新地の軍隊バーで常識ある紳士淑女と語り合った夜

「テーマがちょっと攻めすぎかな?」と思いつつ大阪で明け方まで取材したこの記事、やはり攻めすぎていたようで大衆の支持は得られなかった。頑張ったのに報われないぜ……とスネていたのだが、最近「読まれなかったけど頑張ってよかった」と思うようになったのは三島由紀夫の映画を観たせいかもしれない。

・和才雄一郎がもう1度読んで欲しい記事

【鬼軍曹的検証】イカの一夜干しを「二夜干し」にしてみた / 旨味がマシマシになるんじゃねぇのか?

「みんな、イカの一夜干しを二夜干しにした結果とか気になるやろな〜」と予想して記事にしたら、「日本で3人くらいしか気にしてなかったのかな?」と思ってしまうような数字を叩き出した。

他にもスベった記事は数多いが、自宅で暇を持て余している人が多い現在、もしかしたら試してみたくなる人もいるのではないか……と期待を込めて、この記事を挙げたい。

・伊達彩香がもう1度読んで欲しい記事

侍の「真の姿」が垣間見られる「侍展」が福岡市博物館で開催中! 名刀・甲冑等147点、話題の「桑名江」も展示! その魅力に迫る

侍や日本刀の魅力が伝わって欲しい! と気合を入れて写真を撮り、時間をかけて書いたにも関わらず、残念ながら多くの人に読まれることのなかった記事。『刀剣乱舞』などに登場するような人気の名刀・人気武将の甲冑などから戦う「侍」が分かる良い展示だっただけに、己の非力さを痛感した記事だ。

この記事に限らず、日本刀について取り上げた記事は全体的に伸び悩んでいる。日本刀について詳しくなくても魅力が伝わるようにと写真・文章を苦心して作った記事ばかりなので、外出自粛中の暇つぶしにでも読んでいただけたら嬉しい。

・K.Masamiがもう1度読んで欲しい記事

【奈良】一面鹿だらけ!! 夏の風物詩『鹿だまり』って知ってる? 何頭いるの? 何で集まってるの? →調査してみた結果…

奈良の夏の名物「鹿たまり」を数えてみた! 数日かけて調査を行った渾身の1本であるが、よくよく考えてみれば奈良県外の人がこの現象に興味があったのか不明である。とはいえ頑張って数えたから! 良かったら読んでね‼

・GO羽鳥が1度読んで欲しい記事

【グルメハック】ヤクルトの『ミルミル』を作ってみた! 導き出した勝利の方程式は「バニラヨーグルト+牛乳+オリゴ糖+にんじんジュース+レモン汁」

こんなにもイチから研究して、研究の末、完璧な方程式を導き出して、なんなら「ヤクルトから訴えられるかも……」と本気でビクビクしていたにも関わらず、公開後、まっっっったく伸びなかった記事がコレだ。

信じられない。だって、ミルミルの味が自作できるんだぞ? あの1本100円くらいするミルミルが、だぞ!? どうしてみんな興味ない!? 意味不明、理解不可能、ワタシもう人間不信!! もう4年も前のことである。

やはり時間やカロリーを割いたネタが少なくなく、中には「もっと読まれていい記事」があるのではなかろうか? 一方で「そりゃすべるだろ」というネタもちょいちょいあり、冷静さって大切よね、と思わずにはいられない。客観的な視点、トテモ大事、アルヨ。

というわけで、儚くも散って行った記事たちにもう1度だけチャンスをいただけたら幸いだ。しつこいようだが、これで読まれなかったら、僕たち、私たち、もう諦めますので──。

執筆:P.K.サンジュン
イラスト:稲葉翔子
Photo:RocketNews24 , Courtesy of Netflix.