【時計を巡る群像劇】シトロエンDSが思い出させた淡い恋心と、今、腕にあるブシュロン

優美な流線とジェンダーレスな魅力。「ブシュロン」の腕時計とシトロエンDSに通ずる“男の憧れ”

対向車線をすれ違った瞬間、白いワンピースが風に揺れたような気がした。間違いない。そう確信し、サイドミラー越しに見たときには既に視界から消えていた。白いシトロエンDS。今ではすっかり街中で見ることはなくなったが、ユニークなフォルムを見間違えるはずはない。

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